CLAMPの「東京BABYLON」は中学生の私にとってキャラ・話・漫画家自身にも驚きだった

 

 

最近、「レイアース」がもう一度アニメ化されるとニュースで知りました。

レイアースの作者の「CLAMP」は中学の時に初めて知って、はまりました。
初めて読んだのは、「東京BABYLON」だったかと思います。マンガが好きで絵が上手な子から教えてもらいました。

東京で起きる奇妙な事件を陰陽師の皇昴が、霊を払ったりして解決していくお話です。
霊は敵!除霊して倒す!というアクションものではありません。

昴は悪さをする霊や、それにかかわる人たちの気持ちに寄り添う人間ドラマです。
それに加えて、昴の命を狙う陰陽師の桜塚 星史郎となぜか一緒に暮らしており、二人はどうなっていくのか?というところも気になる作品でした。

なんか、色々と衝撃でしたよね。

陰陽師というものを知ったのはこれが初めてでしたし、それまでは、りぼん・なかよしとか、小学館のてんとう虫コミックスくらいしかしか知らなかった私には、キャラクターのデザインもストーリーも衝撃的なものでした。

ちなみに、CLAMPという名前や、複数で作っている漫画家集団とい事も初めて知ることで、そんな風な漫画家もいるんだ、斬新と思いました。

キャラクターは今まで見たこともないような顔の作り。キリっとした目が印象的なキャラクター。かわいいし、めちゃくちゃおしゃれ。 

特に、昴の双子の北斗ちゃんのファッションは本当にかわいかったです。
今でいうと、コスプレのような恰好をしているのですが「かわい~、私もこんな格好がしたい」とあこがれたものです。

テーマは結構重いですが、引き込まれて一気に読んでしまいます。
特に、印象深いのは、有料ダイヤルの通信にはまった思い込みが激しい、現実逃避の中二病女子高生の話です。

読んでいると、しょうがない人たちだなーと思うのですが、そういう気持ちもじつは少しわかったりもして。  

あと、いじめられている女子高生が新興宗教に通っている話とかね。
あれは今読んでもつらい。

 でてくる霊は悲しい思いをして死んでいったことが昴のお祓いでわかるので、涙しながら読んでいました。

そんな内容なので、中学生の私には非常に心に刺さる内容でした。
あの刺激はすごかった。思い出に残るマンガです。

 

 

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